臨床結果(ヒアルロン酸)の効能のまとめ。

国立栄養・健康研究所の有効性データベースより、ヒアルロン酸に関しての、臨床結果をまとめました。

ヒアルロン酸の有効性。

美容や関節にすばらしい効果を持っているヒアルロン酸の、臨床結果における有効性情報を紹介します。

厚生労働省の外郭団体である、(独)国立健康・栄養研究所より引用しています。実際に実験をした臨床データですので、非常に信頼性の高いものとなっています。

美肌への有効性。

乾燥肌への効果の臨床試験において、有効性が報告され、しわにも改善効果があったとされています。

・予備的な知見によると、火傷、外傷、皮膚潰瘍に対して外用で有効である可能性があるという報告がある。この効果については、さらなる科学的根拠の蓄積が必要である。
・乾燥肌あるいは肌荒れで悩んでいる35名(試験群17名)を対象とした二重盲検無作為化比較試験において、ヒアルロン酸を1日に120mg、4週間摂取させたところ、血清中ヒアルロン酸濃度の上昇および肌の水分量の増加と、顕微鏡的皮膚表面解析による肌のなめらかさやシワの改善効果が認められたという報告がある。

白内障など目への臨床結果。

白内障には有効であると認められており、アメリカでは、その他の目の手術への使用が認められています。

・白内障治療の補助剤として、眼内注射はおそらく有効と思われる。ヒアルロン酸は、この用途以外にも角膜移植、レンズ挿入、緑内障のフィルタリング手術に対する使用がFDAにより認められている。
・眼の外傷や網膜はく離に対してヒアルロン酸を眼内投与で用いている研究がある。この効果については、さらなる科学的根拠の蓄積が必要である。

骨関節炎や炎症への臨床結果。

骨関節炎の治療に有効性が認められています。また、口腔粘膜の炎症にも有効性が認められています。

・骨関節炎の治療に、関節内投与は有効性が示唆されている。この用途はFDAで認められているにも関わらず、その効果にはバラツキがある。主観的な関節のこわばりや痛みはヒアルロン酸治療によりやや改善されるが、臨床的に有意でない場合もある。長期使用による症状進行の遅延などについては不明である。
・変形性膝関節症患者に対する有益性は不明である。複数のシステマティック・レビュー(系統的な総説)からは、変形性膝関節症患者に対するヒアルロン酸の関節内注射に、プラセボ注射を上回る有益性があるという明確な根拠は見出せなかった。
・口腔粘膜の炎症の治療に外用でおそらく有効と思われる。この用途に対する口腔ゲルの使用は米国のFDAで認められている。

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